埼玉新聞

 

アジサイ、さいたま西区の神社で見頃 世界中の希少品種も 品種ごと11月まで、境内を艶やかに彩り

  • 世界中から集められた希少品種も咲く指扇氷川神社の鎮守アジサイ園=11日午後、さいたま市西区

 さいたま市西区の指扇氷川神社でアジサイが見頃を迎えた。白やピンク、薄紫色などの花々が静寂な境内を艶やかに彩っている。

 年間を通じて手入れをする市民団体「氷川の森 花の友」代表の石川二郎さん(81)によると、今年は5月上旬に降ったヒョウの影響で、例年になく開花状況が悪いという。境内には約5千平方メートルの「鎮守アジサイ園」があり、世界中から集めた約350品種2500株が咲く。区の花をアジサイとする西区の代表的な名所となっている。

 アジサイは5月から11月まで品種ごとに順番に咲くので、石川さんは「多種多彩な開花リレーを楽しんで」と話している。

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