ピリ辛に味付け!コオロギの煮干し、埼玉・嵐山の会社が販売 注目集める昆虫食、軽い食感でおやつや料理に
2021/06/15/00:00
太陽光発電事業などを展開する「太陽グリーンエナジー」(本社・嵐山町、荒神文彦社長)は、同社で育てたフタホシコオロギを、昆虫食の専門企業合同会社「TAKEO」(本社・東京都台東区)と「昆虫煮干し 埼玉嵐山こおろぎ・麻辣(マーラー)味」として商品化した。
国際連合食糧農業機関(FAO)が2013年に、世界の人口増加で近い将来に直面する可能性がある食糧危機の解決策として、食用昆虫に焦点を当てた報告書を発表して以来、注目を集める昆虫食。エネルギーや食糧などの社会課題の解決に向けた事業を手掛ける太陽グリーンエナジーでも、徹底した衛生管理の下、飼料用や食用コオロギを生産、販売している。
「昆虫煮干し 埼玉嵐山こおろぎ・麻辣味」(550円税込み)は、乾燥された軽い食感のコオロギにトウガラシとサンショウを利かせ、ピリ辛味に味付けされた商品。一緒に入った甘いラッカセイとの相性も抜群だ。
太陽グリーンエナジーの親会社太陽ホールディングスは「おやつやおつまみはもちろん、野菜炒めなどの料理に加えても楽しめる一品」と話している。
「昆虫煮干し 埼玉嵐山こおろぎ・麻辣味」は、太陽グリーンエナジーとTAKEOのウェブサイトで販売している。