川口署は22日、窃盗の疑いで東京都昭島市の会社員少年(17)を逮捕した。
逮捕容疑は15日午後5時16分ごろ、川口市内の商業施設に設置された現金自動預払機(ATM)で、不正に入手した他人名義のキャッシュカード1枚を使い、現金50万円を引き出した疑い。
同署によると、別の特殊詐欺事件でだまし取られたキャッシュカードの使用履歴を捜査していたところ、同商業施設で使われていたことが判明。防犯カメラの捜査から少年を特定した。少年は「全く知りません」と容疑を否認しているという。同署は少年が現金を受け取る「受け子」役をしていた可能性もあるとみて調べている。