埼玉新聞

 

限定300鉢を販売 朝顔市、埼玉・草加で2年ぶり開催 会場や周辺スポット巡るスタンプラリーも

  • 草加朝顔市をPRする第16代草加さわやかさんの平田実希さん(右)と三山朋子さん=18日、草加市新里町の鈴木園芸

 草加市のまつばら綾瀬川公園で7月4日、「第39回草加朝顔市」が2年ぶりに開催される。同市新里町の鈴木園芸で18日、朝顔市を主催する同市観光協会の佐々木勲会長と「第16代草加さわやかさん」の平田実希さん、三山朋子さんがイベントのPRを行った。

 草加朝顔市は夏の風物詩として毎年開催されてきたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。今年は感染防止対策を講じるため会場を変更し、飲食販売は行わず、検温や消毒などを徹底して開催する。

 アサガオを生産する鈴木園芸の鈴木裕介さん(41)によると、品種は「曜白」と「暁」の2種類。色は青、赤、茶、白、紫など7~8種類で、一つの鉢で4色楽しむことができるという。鈴木さんは「今年は天候が順調で花付きも良い。上手に手入れをすれば10月ごろまで楽しんでもらえると思う」と話していた。

 朝顔市当日は平田さん、三山さんら草加さわやかさんもアサガオの販売を行う。地場産の浴衣姿で登場した2人は「アサガオの花を見て元気になってもらえるよう、私たちも頑張ります。皆さんと一緒に楽しみたい」とPRした。

 アサガオの販売数は限定300鉢で、価格は1鉢1500円。販売は午前9時から正午まで、売り切れ次第終了。当日は朝顔市会場や周辺スポットを巡るスタンプラリーも開催される。

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