メール信じた女性、30万円被害 ATMで振り込んだ後、不審に思い警察に連絡…詐欺に気付く/埼玉・北本
2021/06/27/00:00
鴻巣署は25日、北本市のパート女性(72)が架空料金請求詐欺で、現金30万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、12日午後3時45分ごろ、女性の携帯電話が「ご利用料金のお支払い確認が取れておりません」などと記載されたショートメールを受信。女性が記載された電話番号に連絡したところ、通信関連企業のサポートセンター職員を名乗る男から「1年間分の未払いがあります」などと言われた。信じた女性は同日午後4時55分ごろ、市内の金融機関のATM(現金自動預払機)コーナーで、同センター職員を名乗る男の指示通りにATMを操作し、指定口座に現金30万円を振り込んだ。
その後、自宅に戻って不審に思い、同署に連絡してだまされたことに気付いた。