埼玉新聞

 

大惨事…スマホで広告見た男性、3700万円失う 広告見たあとSNSメッセージ届き「無料で教える」…そのまま9回送金 その後、現金を引き出そうとしたら「税金が必要」と言われ、弁護士に相談し詐欺発覚

  • 【地図】さいたま市西区

    SNS投資詐欺で3700万円被害=さいたま市西区

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 埼玉県警大宮西署は4日、さいたま市西区の無職男性(66)が交流サイト(SNS)型投資詐欺で、現金3700万円をだましとられたと発表した。

 同署によると、男性がスマートフォン上に表示された広告をクリックしたところ、4月3日ごろから数回にわたり、実在する経済学者の男性を名乗る人物らから、SNSを通じて「無料で株の投資銘柄を教える」「投資額が多いほど利益も大きくなる」とメッセージがあった。信じた男性は5月11~30日までの間、9回にわたり、容疑者の指定した口座にインターネットバンキングを利用して現金計3700万円を送金した。

 送金後、男性が現金を引き出そうとすると、容疑者から「引き出すには税金が必要」と連絡があった。不審に思った男性が弁護士に相談し、被害に気付いた。男性は2日、署を訪れ被害を相談。署は3日に被害届を受理した。
 

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