設定ミスで144人分口座引き落とせず 固定資産税、合計365万円 さいたま市 職員の手入力ミス
2024/07/06/09:48
さいたま市は5日、税システムの設定ミスで固定資産税が引き落とせなかったと明らかにした。
市南部市税事務所資産課税課によると、対象は土地と家屋以外の事業用の機械や備品などに当たる償却資産で、市内の個人事業主や法人144人分、計365万5400円が納期限日の今月2日に金融機関口座から引き落としできなかったという。同日、納税義務者から同課へ問い合わせがあり、発覚した。
納期限を7月1日にする必要があったが、職員の手入力ミスで2日に設定したため、対象者のデータ抽出が漏れたという。同課は納期限を今月31日に変更し再度口座引き落としの処理を行うとともに、再発防止に向けて納期限の設定時や納税通知書を発送する際にチェックする目を増やすとしている。