<新型コロナ>相次ぐ休校、学級閉鎖…埼玉76人感染1人死亡 さいたまの小学校、同じクラスで計3人が
2021/06/30/00:00
埼玉県などは29日、新型コロナウイルスに感染していた70代男性1人が死亡、新たに76人の感染を確認したと発表した。10日ぶりに前週同曜日の感染者数を下回った。新規感染者の内訳は県発表が53人、さいたま市11人、川口市6人、川越市1人、越谷市5人。
これまでに確認された感染者は4万6329人(チャーター便帰国者含む)、死者は831人(29日午後6時現在)。
28日午後9時時点の重症者は14人、感染者の入院は287人、ホテル療養289人、自宅療養200人。退院・療養終了は4万4428人。
県によると、県管轄で詳細が判明したのは未就学児~80代の男女43人。会食で2人感染したとみられる。県教育局によると、東部地区の県立学校2校で児童生徒2人が感染した。
さいたま市によると、市内の70代男性が6月28日に死亡した。市内の死者は104人目。感染が判明したのは10歳未満~50代の男女11人。10歳未満の男女は市立小学校の児童で、同じクラスの感染者は計3人となった。市教委は7月9日まで学級閉鎖とした。
川口市によると、感染が判明したのは10~70代の男女6人。重症者はいない。川越市によると、感染が判明したのは80代女性1人。越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女5人。
和光市は29日、市立学校2校で陽性者が判明し、28日に1校を臨時休業に、別の1校の1クラスを28~29日、学級閉鎖にしたと発表した。市教委によると、臨時休業した学校は24~26日に4人が陽性と判明、濃厚接触者にPCR検査をして、さらに2人の感染が分かった。学級閉鎖した学校は25日から2日間で計2人が陽性と判明した。