スマホに900点の児童ポルノ…女児17人の裸撮影した疑い 児童施設元職員の男を再逮捕 大阪と山形の施設で未就学の女児を撮影 「何も言うことはない」と話す26歳 逮捕は7度目
県警少年課と行田署の合同捜査班は10日、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)と性的姿態撮影の疑いで、大阪府豊能町新光風台5丁目、元施設職員で無職の男(26)=強制わいせつ罪などで公判中=を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年4月7日ごろから9月23日ごろまでの間、大阪府と山形県内の児童福祉施設で、5歳以下の未就学女児計17人に対して、裸体を撮影して保存し、児童ポルノを製造した疑い。調べに対して「何も言うことはない」などと話しているという。
同課によると、昨年3月に交流サイト(SNS)上に性的虐待画像を投稿しているアカウントを発見。県内の福祉施設に勤務している旨の書き込みがあったことから県警に通報したことで発覚した。男は県内の施設を退職後に大阪府や山形県などの福祉施設で保育士として勤務しており、同様の犯行でこれまでに6度逮捕されていた。同課などはこれまでに、女児25人に対するわいせつ事件や児童買春・ポルノ禁止法違反事件など53件を確認、いずれも立件した。
男のスマートフォンからは撮影したとみられる動画や静止画約1200点が確認されており、うち900点が児童ポルノとみられる動画や静止画だったという。
■2人に性的暴行しようと(以下、6度目逮捕時の記事)
埼玉県警少年課と行田署の合同捜査班は6月12日、強制わいせつと強制性交未遂、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、大阪府豊能町新光風台5丁目、元施設職員で無職の男(26)=強制わいせつ罪などで公判中=を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年5月15日と6月22日、大阪府内の児童福祉施設内において、5歳未満の未就学女児2人に対して、わいせつな行為をしたり性的暴行を加えようとして、その様子を自身のスマートフォンで撮影した上で画像や動画を保存して児童ポルノを製造した疑い。調べに対して黙秘しているという。
同課によると、昨年3月に交流サイト(SNS)上に性的虐待画像を投稿しているアカウントを発見。県内の福祉施設に勤務している旨の書き込みがあったことから県警に通報したことで発覚した。男は県内の施設を退職後に大阪府などの福祉施設で保育士として勤務しており、同様の犯行でこれまでに5度逮捕されていた。
男のスマホからは撮影したとみられる動画や静止画約1200点が確認されており、20人以上が被害に遭ったとみられ、県警は同様の手口で犯行を繰り返していたとみて余罪を捜査している。