ポスターの顔写真に落書き 器物損壊の疑いで男逮捕 複数の政党ポスターが被害 顔部分に黒のペンで落書き 防カメ調べ、男浮上 「身に覚えがない」と話す82歳
2024/07/11/08:00
政治活動用ポスターに落書きをしたとして、岩槻署は10日、器物損壊の疑いで、さいたま市岩槻区本丸1丁目、無職の男(82)を逮捕した。
逮捕容疑は6月22日午後1時37分ごろ、さいたま市岩槻区太田1丁目地内に設置された政治活動用ポスターに、ペンで落書きをし、他人の器物を損壊した疑い。調べに「身の覚えがない」と容疑を否認しているという。
署によると、今年4月11日に政党関係者からポスターの器物損壊事件の相談を受けて認知。6月22日までに同様の犯行が十数件発生し、防犯カメラ映像の精査から男が浮上した。被害場所は岩槻区内の複数箇所で、顔写真付きポスターの顔部分に黒のペンで落書きをしていたという。複数の政党のポスターが被害に遭った。
署は経緯を詳しく調べるとともに、他の十数件にも男が関与している可能性も視野に捜査を進めている。