埼玉新聞

 

<新型コロナ>大学クラスター拡大、会食した男女など埼玉155人感染1人死亡 さいたまの園児ら陽性

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは8日、新型コロナウイルスに感染した70代の女性1人が死亡、新たに155人の感染を確認したと発表した。前週同日の感染者数を上回るのは9日連続。感染者の内訳は、県発表が88人、さいたま市35人、川口市18人、川越市6人、越谷市8人。

 これまでに確認された感染者は4万7469人(チャーター便帰国者含む)、死者は835人(8日午後7時現在)。

 8日午後9時時点の重症者は23人、感染者の入院は378人、ホテル療養376人、自宅療養341人。退院・療養終了は4万5218人。

 県によると、県管轄で8日に詳細が判明したのは未就学児~70代の男女79人。クラスター(感染者集団)関連では、これまで14人の感染が確認されている県内の大学で20代男子学生1人が感染し計15人となった。また、会食で10~60代の男女6人が感染したとみられる。

 県企画財政部によると、同部の40代と50代の男性管理職員2人が感染した。2人はいずれもこれまでに感染が確認されている同部行政・デジタル改革課職員との接触があり、同部での感染者は計6人に上った。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女35人。市内保育園の園児2人の陽性も分かった。

 川口市によると、幼稚園女児から60代の自営業男性まで18人の感染を確認。

 川越市によると、10~90代の男女6人の感染を確認。

 越谷市によると、感染が判明したのは10~50代の男女8人。

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