埼玉新聞

 

意識不明の作業員が死亡…直前に体調不良 国道17号で工事中 同じ場所にいた同僚ら異常なし/埼玉・本庄

  • 国道17号の工事現場で男性死亡=本庄市

 7日午後3時すぎ、本庄市小島の国道17号本庄道路で排水施設の設置工事をしていた50代男性作業員が意識を失っているのを別の作業員が発見した。男性は直前に体調不良を訴え休憩しており、搬送先の病院で死亡が確認された。

 国土交通省関東地方整備局によると、屋外で気温が高かった現場の状況から当初熱中症が疑われたが、直接的な死因ではなかったという。現場では男性を含む複数人が作業に従事していたが、男性以外で体調不良を訴えた作業員はいなかった。同局は当初の計画を変更することなく、工事を続ける方針。

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