埼玉新聞

 

<埼玉西武だより>ワカ、待ってるよ! 療養中の若林に呉と森がエール「悩み事あったら連絡して」

  • 「若林楽人」のフェイスタオルを掲げて復帰を祈る埼玉西武の呉念庭(左)と森友哉(埼玉西武提供)

 埼玉西武は8日、左膝前十字靭(じん)帯再建術が終了し、実戦復帰(全治)には9か月程度を要する見込みと診断された若林楽人に、仲の良い呉念庭、森友哉がエールを送った。

 若林は、一時はリードオフマンとしてチームをけん引し、パ・リーグトップの20盗塁を記録していただけに、本人としても辛い離脱となった。

 一方、きょうまでチームは北海道日本ハムファイターズとの2連戦を戦うため、北海道に滞在していた。若林の出身地でもある北海道の地から、呉念庭は、「まずはワカの手術が無事に終わってよかったなと思います。僕も過去に膝を手術したことがありました。悩み事があったら僕に連絡してください。リハビリ、大変だと思いますが、頑張ってください。ワカ、待っているよ」とコメントした。

 森友哉は「手術が成功して今はリハビリをしている頃だと思います。じっくり治してください。それまでチームは何とか粘り強くやっていくので、いい状態で帰ってきてくれることを願っています。彼がプレーできる日を楽しみに、ライオンズファンの皆さんもそれまでライオンズのことをしっかり応援してもらえたらうれしいです」。

 ちなみに2人が持っている「若林楽人」のフェイスタオルは、メットライフドームでの一軍公式戦開催日であればドーム外周の売店にて購入が可能。背番号35がこの地に戻ってくるのはしばらくかかるが、その間「若林楽人」の文字がメットライフドームに踊れば、長いリハビリが始まったばかりの本人にとっても、大きな励みになるだろう。

 (西武ライオンズ広報部)

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