大宮のネットカフェ立てこもり男、さいたま地検が起訴 女性店員を個室内に誘い入れ不法に監禁
2021/07/10/00:00
さいたま市大宮区のインターネットカフェで6月、男が女性店員を人質に立てこもった事件で、さいたま地検は9日、逮捕監禁致傷の罪で、住所不定、無職の男(40)をさいたま地裁に起訴した。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状や県警によると、男は6月17日午後2時20分ごろ、大宮区桜木町のネットカフェ「マンボープラス大宮西口店」で、20代女性店員に物が壊れているなどと言って個室内に誘い入れ、後ろから首に手を回して引き倒し、翌18日午後10時半すぎまで、不法に監禁したとされる。女性は首などに全治2週間の軽傷を負った。
男は17日午前10時ごろ入店。その後、女性を人質にして室内に立てこもった。
県警は、発生から約32時間が経過した18日午後10時35分ごろ、室内に突入し、女性を保護するとともに、男を監禁容疑で現行犯逮捕。20日に逮捕監禁致傷容疑で送検していた。
男は県警の調べに、「間違いない」と容疑を認めていた。