埼玉新聞

 

<新型コロナ>南越谷阿波踊り、2年連続で再延期 70万人超える観客が訪れる、埼玉県内有数の夏祭り

  • 2018年8月の南越谷阿波踊り=越谷市

 南越谷阿波踊り実行委員会と同振興会は9日、8月20~22日に開催を予定していた「第36回南越谷阿波踊り」について、新型コロナウイルス感染状況を考慮して2年連続で再延期とする方針を発表した。

 南越谷阿波踊りは1985年の第1回開催以降、夏の風物詩として2019年まで35回にわたり開催されてきた。JR南越谷駅と東武スカイツリーライン新越谷駅周辺を会場に、延べ6千人以上の踊り手が参加し、70万人を超える観客が訪れる県内有数の夏祭りで、本場の徳島、東京・高円寺と並び「日本三大阿波踊り」と称される。

 同振興会は「開催を楽しみにされていた皆さまには心苦しい限りですが、安全安心を第一に考えての決定にご理解いただきたい」としている。

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