女性ショック…トイレで盗撮、市役所で 28歳の男性主事、懲戒免職に…「下着に興味ある」と3センチのカメラ設置 一般人も使用するトイレ さらに親族の家で泥棒したい主任、忍び込んで依願退職へ
越谷市は12日、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで逮捕された市民協働部市民課主事の男性職員(28)を地方公務員法に基づき、免職の懲戒処分にしたと発表した。男性職員は市役所内のトイレにカメラを設置したとして、4日、越谷署に逮捕されていた。
市は12日、住居侵入などの容疑で逮捕された都市整備部市街地整備課主任の男性職員(37)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性は同日付で依願退職した。男性職員は、親族の家に窃盗目的で侵入したとして、6月20日、警視庁に逮捕されていた。
福田晃市長は「不祥事が続き痛恨の極み。法令順守を徹底し、職員が一丸となって市民の信頼回復に向けて全力を上げる」とコメントしている。
■女性職員がカメラ発見(以下、盗撮事件の初報記事)
盗撮目的で越谷市役所の女性トイレに侵入し、設置した小型カメラで女性の体を撮影したとして、埼玉県警越谷署は4日、建造物侵入と県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで、越谷市中町、越谷市職員の男(28)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年4月19日午後6時15分ごろ、越谷市役所1階の女性トイレに侵入し、利用した20代女性公務員の体などを撮影。今年6月6日午後6時20分ごろ、同じ個室内に小型カメラを設置した疑い。「女性トイレ個室に小型カメラを設置したのは間違いない。女性の下着に興味があった」と供述しているという。
同署によると、両日とも「女性職員が女性トイレで小型カメラを発見した」と市役所から署に通報があった。カメラは約3センチ四方の小型のもので、トイレは一般来庁者も使用できる場所だった。同署は余罪などを調べている。
越谷市によると、男は2020年に採用され、市民課主事として在籍している。福田晃市長は「大変遺憾で、重く受け止める。処分については事実関係を確認した上で厳正に対処する」とコメントした。