<熊谷小4ひき逃げ>男児の時計紛失…後輩を守ろうと思った元警部補、捜査書類を破棄したのは「後輩かも」
2021/07/13/00:00
2009年に熊谷市で小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件で、県警が紛失した孝徳君の腕時計に関する捜査書類を破棄したとして、公文書毀棄(きき)罪に問われた、県警交通捜査課の元警部補(63)の第6回公判が12日、さいたま地裁(任介辰哉裁判長)で開かれた。被告人質問が行われ、元警部補は書類をシュレッダーにかけた者について、「自分ではなく後輩かもしれない」と答えた。実際はどうだったか分からないとしている。