大学生ら逮捕、同じサークルの学生に申請させて給付金だまし取る サークルの学生、埼玉県警に相談していた
2021/07/14/00:00
蕨署は13日までに、詐欺の疑いで、東京都西東京市保谷町3丁目、私立大学3年の男(22)と熊本市中央区黒髪6丁目、無職の男(23)を逮捕した。いずれも容疑を認めており、同署で余罪を捜査している。
逮捕容疑は共謀して昨年8月17日、申請名義人が給付要件を満たす個人事業者であるかのように装い、虚偽の売上申告などのデータを指定された入力フォームに入力するなどして、持続化給付金を申請し、同月28日に同人の口座に現金100万円を入金させて、だまし取った疑い。
同署によると、大学生の男が同じ大学のサークルの20代男子学生に、「節税に協力してほしい」と持ち掛け、無職の男の指示を受けた男子学生が申請したという。男子学生が昨年9月、同署に相談していた。容疑者2人は小学校の同級生で、同署は指南役がいるとみて調べている。