埼玉県などは14日、新型コロナウイルスに感染していた新たに243人の感染を確認したと発表した。新規感染者が200人を超えたのは5月20日の228人以来約2カ月ぶり。新規感染者の内訳は県発表が155人、さいたま市45人、川口市18人、川越市7人、越谷市18人。

　これまでに確認された感染者は4万8460人（チャーター便帰国者含む）、死者は840人（14日午後6時現在）。

　14日午後9時時点の重症者は25人、感染者の入院は471人、ホテル療養414人、自宅療養429人。退院・療養終了は4万5895人。

　県によると、変異株感染者は5～11日の1週間で10歳未満～80代の男女74人。いずれも海外渡航歴はなく、デルタ株に感染しているとみられ、ゲノム解析を進める。5～11日の変異株PCR検査陽性率は16・4％（前週13・6％）だった。

　県管轄で感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分と合わせて未就学児～70代の男女130人。会食では1人が感染したとみられている。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女45人。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女18人。重症者はいない。

　川越市によると、感染が判明したのは10～80代の男女7人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女18人。