空き家に侵入し放火、容疑の90歳男を再逮捕 2階からジャンプ、敷地内で倒れ警官が発見/埼玉・上尾
2021/07/17/00:00
上尾署は15日、邸宅侵入と非現住建造物等放火の疑いで、住所不定、無職の男(90)を再逮捕した。
再逮捕容疑は6月22日午前0時半ごろ、上尾市向山3丁目の木造2階建て空き家に侵入した後、いずれかの方法で火を付け、1階和室の壁などを焼損させた疑い。「1階の出窓を壊して入り、火を付けたが、どうして火を付けたかは思い出せない」と供述している。空き家に住んでいた女性(73)と面識があるという。
同署によると、近隣住民から、「ガラスの割れる音がした」と110番があり、駆け付けた警察官が煙と火が出ているのを見つけて119番。空き家の北側の住宅敷地内で倒れている男を発見した。男は「(空き家の)2階からジャンプした」と話し、救急搬送されて入院。退院した6月26日、住居侵入容疑で逮捕した。同署が動機などを捜査している。