埼玉新聞

 

埼玉文学賞受賞・それから(下) 小説部門の霜月さん、伝えたい人間の根本 自分にしか見えないものを書く

  • 埼玉文学賞を受賞して「小説を書いていいんだよと、許された感じがした」と語る霜月ミツカさん=さいたま市大宮区

 トランスジェンダーのパートナーとの愛を描いた作品で、2019年の「彩の国・埼玉りそな銀行 第50回埼玉文学賞」小説部門の正賞に選ばれた霜月ミツカさん(31)。受賞から1年半で8作品の短編を執筆。出版社の文学賞に応募を続け、母校の文芸誌に作品を発表するなど、次のステップに向けて創作に打ち込んでいる。

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