朝霞署は19日、動画サイト料金の未払いを装った架空請求詐欺で、志木市の会社員男性(52)が現金42万8千円をだまし取られたと発表した。
同署によると、16日午後2時55分ごろ、男性の携帯電話に「ご利用料金の支払い確認が取れておりません」などと記されたメールが届いた。記載された連絡先に電話したところ、通信会社のサポートセンター職員を名乗る男に「有料動画サイトの支払いが未払いです。42万8千円で訴訟を起こされている。今日までに支払えば、95%は返却される」などと言われた。
男性は約50分後、自宅からネットバンキングを利用して、指定された口座に42万8千円を振り込んだ。