6月21日、本庄市内の高校で同級生をはさみで刺したとして、桶川市に住む男子高校生（16）が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、さいたま地検は12日、傷害の疑いで高校生をさいたま家裁に送致した。

　高校生は休み時間中に携帯用のはさみで同級生の背中と脇腹を刺して約1週間のけがを負わせ、本庄署に逮捕されていた。

■2人にトラブルか（以下、初報記事）

　同級生をはさみで刺したとして、本庄署は6月21日、殺人未遂の疑いで、桶川市在住の男子高校生（16）を逮捕した。

　逮捕容疑は、21日午前9時55分ごろ、本庄市内の高校で、同じクラスの男子生徒（16）を殺意を持ってはさみで突き刺した疑い。

　同署によると、携帯用のはさみで休み時間中に背中と脇腹部分を刺し、刺された生徒は約1週間のけがを負った。同日午前11時5分ごろ、教員が「生徒がナイフのようなもので刺された」と同署に通報した。逮捕された高校生は容疑を認めているという。同署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べる。