埼玉新聞

 

<新型コロナ>ワクチン供給停止…県の接種会場は休止へ 説明なく一方的な通知、知事「あきれている」

  • 大野元裕知事

 大野元裕知事は20日の定例会見で、政府から新型コロナウイルスワクチンの供給を26日から2週間停止すると通知があったことを明らかにし、「説明もなく一方的な通知で、大変あきれている。国のガバナンスが失われている」と不満をあらわにした。

 供給停止に伴って、さいたま市浦和区の合同庁舎に設置している県の接種会場は8月1~15日まで休止する。その他の県の接種会場については、越谷市の県民健康福祉村は2日から、川越市のウェスタ川越と熊谷市の熊谷文化創造館さくらめいとは16日に開設する予定。さいたま市の合同庁舎も16日から再開する見通し。

 開設から当面の間、県内在住で接種券が届いている警察官や教員などのエッセンシャルワーカーが対象となる。

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