埼玉新聞

 

カンピロバクター検出、埼玉・大宮の飲食店で食中毒 グループ7人が食事 20代男女3人発症、1人が入院

  • 飲食店で食中毒=大宮区

 さいたま市は20日、大宮区宮町2丁目の飲食店「みや田」で、カンピロバクターが原因の食中毒事件が発生したとして、食品衛生法に基づき、同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。20代男女3人が発症し、男性1人が入院しているが、快方に向かっているという。

 市食品・医薬品安全課によると、市民から15日、「9日に市内の飲食店を利用したところ、数人が体調不良になった」と市保健所に通報があった。調査したところ、グループ7人が9日に同店で食事し、うち3人が12日午後8時~14日午前5時にかけて、腹痛や下痢、発熱などを発症していたことが判明。発症者2人から、食中毒の原因となるカンピロバクターが検出された。

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