女性用下着の盗みを繰り返していたとして、上尾署は21日、窃盗などの疑いで、蓮田市西城、会社員の男（48）＝住居侵入と窃盗罪で起訴＝を逮捕、追送検したと発表した。窃盗など52件（下着など94点、被害総額約14万円）を確認し、うち49件（下着など90点、被害総額約12万円）を追送検した。

　追送検容疑は2016年ごろから今年3月ごろまでの間、上尾市内などの住宅やアパートのベランダ内から、女性用下着など90点を盗んだ疑い。

　同署によると、昨年6月ごろから、ミニバイクの男による連続下着盗事件を捜査。今年4月12日、警察官が管内にある自宅で洗車をしていたところ、ナンバープレートを隠したミニバイクの男を目撃。追跡して職務質問し、女性の下着を所持していたことから、任意同行を求めて逮捕した。署は自宅から女性用下着など約260点を押収。男は「性欲を満たすために盗んだ。下着を盗むときのスリルもやめられなかった」と容疑を認めているという。