猛暑、越谷で38・1度 さいたまで37・3度記録 77人が熱中症で搬送、高齢者半数以上 27日ごろまで猛烈な暑さ続く、警戒呼びかけ
2024/07/23/08:41
日本列島は22日、太平洋高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、連日の猛烈な暑さに見舞われた。
県内でも気温が上昇。観測地点全8カ所のうち、越谷で最も高い38・1度を記録したほか、寄居で37・5度、さいたまで37・3度、熊谷で37・2度に達した。
寄居と37・1度だった久喜は、それぞれの今年最高気温。全地点で35度以上の猛暑日となった。
熊谷地方気象台によると、県内でも高気圧が張り出して朝から強烈な日差しが降り注ぎ、気温を押し上げたという。同気象台は27日ごろまで、猛烈な暑さが続くとみて、警戒を呼びかけている。
■熱中症で77人搬送 半数以上が高齢者
県消防課によると、熱中症および熱中症疑いにより、22日は77人が救急搬送された(午後4時時点)。搬送者の内訳は男性51人、女性26人。半数以上の40人が65歳以上の高齢者だった。短期入院が必要な中等症は19人に上った。