懲戒処分…部下に威圧的な言動繰り返す 50代の1等陸佐を停職3日 朝霞駐屯地「個人にさらなる不利益を被る恐れがあるため」と性別は公表せず 精神的苦痛を与えた理由は「何度指導しても思い通りにならず」と話す
2024/07/23/09:48
陸上自衛隊朝霞駐屯地は22日、部下隊員らに威圧的な言動を繰り返していたとして、同駐屯地東部方面総監部所属、50代の1等陸佐を停職3日の懲戒処分にした、と発表した。
同駐屯地広報班によると、1等陸佐は2021年6月ごろから22年4月下旬ごろまで、駐屯地の執務室などで、部下隊員数人を指導する際、暴言を伴う威圧的な言動を繰り返し、精神的苦痛を与えた。22年5月10日、被害を受けた隊員が通報。同部などで調べていた。
1等陸佐は「部下が何度指導しても、思い通りにならなかったのでやった」と話しているという。
1等陸佐の性別について、同広報班は「陸上自衛隊公表規則により、個人にさらなる不利益を被る恐れがあるため、公表できない」としている。