埼玉新聞

 

浦和の公式マスコット「レディア」が県内初の親善大使に 日本赤十字社埼玉県支部と浦和レッズが協定 「赤い絆でダイヤモンドのように固くに結束」 より強力に防災、減災活動や献血などの普及促進へ

  • 協定を締結した大野元裕日本赤十字社埼玉県支部長(中央左)と田口誠浦和レッズ代表(中央右)=20日、さいたま市緑区の埼玉スタジアム

    協定を締結した大野元裕日本赤十字社埼玉県支部長(中央左)と田口誠浦和レッズ代表(中央右)=20日、さいたま市緑区の埼玉スタジアム

  • 協定を締結した大野元裕日本赤十字社埼玉県支部長(中央左)と田口誠浦和レッズ代表(中央右)=20日、さいたま市緑区の埼玉スタジアム

 健康に暮らせる地域社会をつくろうと、日本赤十字社埼玉県支部と浦和レッズは20日、協定を締結した。これまでにも連携した取り組みを行ってきたが、今後はより強力に防災、減災活動や献血などの普及促進を行う。

 さいたま市緑区の埼玉スタジアムで行われた締結式には、県支部長を務める大野元裕知事と浦和レッズの田口誠代表が出席。締結書の署名を行い、浦和の公式マスコット「レディア」を県内で初めての赤十字親善大使に任命することも発表された。

 大野支部長はあいさつで、県内でも激甚化、頻発化する自然災害への危機対応の必要性を説き、「歴史的な課題に直面している」と強調。「赤い絆で結ばれ、ダイヤモンドのように固く結束して、共に課題に立ち向かっていけることを期待している」と力を込めた。田口代表は「この協定はクラブの理念でもある豊かな地域社会の実現にもつながる。これから連携を強めたい」とした。

ツイート シェア シェア