水道に関する個人情報管理の委託業者に不正アクセス 8万8600世帯分の個人情報流出の可能性 新座市が発表
2024/07/23/11:28
新座市は22日、上水道の配水管などの個人情報を管理、運用するシステム業務を委託している業者のネットワークが外部から不正アクセスを受け、管理している水道使用者名や住所など約8万8600世帯分の個人情報が流出した可能性があると発表した。
市水道施設課によると、業務を委託している「水道マッピングシステム」(東京都新宿区)が17日、再委託先の「東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)」(同港区)から「サーバーに保管されている個人情報が不正アクセスにより、流出した可能性がある」と報告があった。水道マッピングシステムは同日、市に報告。
TGESは19日、ネットワークの外部からの接続を遮断したため、その後の不正利用は確認されていない。TGESは「外部の専門機関の協力を得て原因究明を進めている」としている。