埼玉新聞

 

涙流し決めた覚悟…持ち前の明るさと前向きな言葉で球児の背中押す 大学の女子野球部でエースで4番で主将だった女性部長 モットーには社会に通じる“人づくり” 父が阪神ファンで幼いころから野球好き 「将来は高校野球の監督を」

  • 安打を放った選手にガッツポーズする岩槻商の梶原朋子部長(中央)=13日、アイル・スタジアム浦和

    安打を放った選手にガッツポーズする岩槻商の梶原朋子部長(中央)=13日、アイル・スタジアム浦和

  • 安打を放った選手にガッツポーズする岩槻商の梶原朋子部長(中央)=13日、アイル・スタジアム浦和

 「外野手、1歩目が大事だぞ。足動かせておけよ」「自信持って振っていこう」―。アイル・スタジアム浦和の三塁側ベンチからひときわ響く声の主は、岩槻商業高校野球部の梶原朋子部長(30)だ。今年4月に同校に赴任し、野球部の部長に就任して迎えた夏初戦。試合には敗れたものの、持ち前の明るさと前向きな言葉で球児の背中を押し続けた。モットーには社会に通じる“人づくり”を挙げ「将来は高校野球の監督をやってみたいですね」と目をキラキラさせた。

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