埼玉新聞

 

<高校野球>埼玉きょう準々決勝、東農大三―山村学園の見どころ 東農大三は最速138キロの右腕加藤らに期待 投打好調の山村学園、2番横田と3番藤原が打線けん引

  • 冷静な投球術が光る最速138キロの東農大三のエース加藤

    冷静な投球術が光る最速138キロの東農大三のエース加藤

  • 5回戦以降の組み合わせ

    5回戦以降の組み合わせ

  • 冷静な投球術が光る最速138キロの東農大三のエース加藤
  • 5回戦以降の組み合わせ

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会は24日、県営大宮球場とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。Aシード花咲徳栄、昌平などシード勢16校中、7校が順調に駒を進め、唯一ノーシードから勝ち上がった浦和麗明が初の8強入り。夢の甲子園切符まであと3勝となった。

■鍵握るエースの奮闘

 投打で勢いに乗る山村学園に、エース加藤が軸の東農大三は投手陣で対抗できるか。

 山村学園は2年ながら今大会9安打9打点の2番横田、9安打8打点の3番藤原が勝負強く打線をけん引。13回2/3を投げ15奪三振のエース西川を筆頭に投手陣は自責点0と手堅く打ち取れる。

 東農大三は冷静に打者と勝負できる最速138キロの右腕加藤に、伸びのある直球を持つ左腕上野、変則右腕の青木らの奮闘に期待がかかる。ロースコアの接戦に持ち込めば、勝機を呼び込めるだろう。
 

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