埼玉新聞

 

ATMで「還付される」 埼玉・富士見で還付金詐欺相次ぐ 女性2人、それぞれ現金50万円被害

  • 男性だまされ約200万円振り込む=富士見市

 東入間署は24日、富士見市の無職女性2人がそれぞれ現金約50万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、23日午後3時ごろから数回、富士見市の無職女性(78)方に市職員などを名乗る男らから「過払いの医療費約2万3千円が戻る」「手続きするために証明書を発行する」「ATM(現金自動預払機)で発行できる」と電話があった。女性は翌24日午前10時ごろ、市内の金融機関のATMで、指定された口座に約50万円を振り込んだ。

 市内の別の無職女性(74)方には24日午後1時ごろから数回、市職員などを名乗る男らから「累積医療制度の還付金がある」「手紙を送っているが届いているか」「ATMで再発行すれば還付される」と電話があり、女性は約50分後、同様に約50万円を振り込んだ。

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