埼玉新聞

 

予想以上に素晴らしい 満開の桜と生演奏を楽しむカフェ、客ら60人大満足 ケーキやコーヒーも満喫

  • 満開の桜を見ながら生演奏とカフェを楽しむ参加者たち=上尾市文化センター

 桜並木を眺めながら生演奏とカフェを楽しむ企画「さくらテラスDEさくらCafe」が、上尾市文化センターのテラスで開催された。

 市内でも桜の名所として知られる同センター前の芝川沿いには満開の桜が咲き誇り、参加した60人はオープンテラスでケーキとコーヒーと共に生演奏を堪能した。

 演奏したのは二胡(こ)演奏グループ「二胡朋」と弾き語りトリオ「猫時間」の2組。

 二胡は中国の伝統的な弦楽器で「中国のバイオリン」ともいわれる民族楽器。二胡朋は二胡の哀愁を帯びた音色を響かせた。

 猫時間はギター、ウッドベース(コントラバス)、ボーカルのアコースティックバンド。「春よ来い」「ハナミズキ」「川の流れのように」などポピュラーな曲を演奏した。参加者はともに口ずさんだり、手拍子をして楽しみ、アンコールの「三つの言葉」では、しっとりと聴き終えた。

 浅見ひとみさん、平野睦美さん、目崎美津代さんの3人は職場の友人同士で参加し、イベントを満喫した様子。「すごくいい時間だった。これで500円(参加費)は安い。大満足」(浅見さん)「二胡は初めて聴いて、とても素敵だった。猫時間の演奏も楽しかった」(平野さん)「予想以上に素晴らしくてよかった。毎年やってほしい企画」(目崎さん)と余韻に浸りながら話していた。

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