埼玉県所沢市内の路上で、女子児童の体を触ったとして、所沢署は25日、不同意わいせつの疑いで、所沢市山口、無職の男（25）＝不同意わいせつ罪で起訴済み＝を再逮捕した。同市内では昨年秋ごろから、自転車の男に追い越された際、徒歩の女性が体を触られる同様のわいせつ事件が数件発生しており、同署で関連を調べている。

　再逮捕容疑は今年6月25日午後3時ごろ、所沢市の路上で、自転車に乗車し、徒歩の10代小学生女児を追い越した際、手で体を触るわいせつ行為をした疑い。女児は学校から帰宅後、再び学校に向かう途中で被害に遭った。学校に到着後、女児から報告を受けた同校が署に届けた。

　同署によると、6月15日深夜、同市内で帰宅途中の女子大生が同様の手口で体を触られる事件があり、防犯カメラなどから男を特定。同署は7月4日、不同意わいせつ容疑で逮捕。6月25日の事件を自供したため、再逮捕した。

■女子大生、深夜の住宅街で触られた（以下、初報記事）

　埼玉県警所沢署は4日、不同意わいせつの疑いで、所沢市山口、会社員の男（25）を逮捕した。

　逮捕容疑は6月15日午後11時55分ごろ、市内の路上で、徒歩で帰宅途中の10代女子大学生の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

　同署によると、男は、住宅街で自転車に乗り、女子大学生の体を追い抜きざまに触った。帰宅後、女子大学生が警察に通報し、防犯カメラの映像などから特定した。男は「自分の性的欲求を満たすために触った」と容疑を認めているという。