さいたま市は26日、器物損壊と公務執行妨害で逮捕された市消防局緑消防署(さいたま市緑区)消防士の男性主事(30)を地方公務員法の規定に基づき、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。
市消防職員課によると、男性主事は2023年11月5日午後10時ごろ、酒に酔った状態で、大宮区宮町の路上に停車中の軽乗用車の左後部スライドドア付近を蹴り損傷を与えた上、止めに入った知人男性に暴行した。駆け付けた警察官にも暴行し、公務執行妨害で現行犯逮捕。示談が成立し、不起訴処分になった。
男性主事は都内の結婚式に出席した後、大宮駅付近で数軒の居酒屋に寄り20杯以上の飲酒をしたという。