<統一地方選>県議選7日投開票 自民は現有51議席を射程に 激戦区に知事駆け付ける 大勢判明いつ
2019/04/07/00:00
統一地方選挙の前半選となる埼玉県議選(52選挙区=定数93)とさいたま市議選(10選挙区=定数60)は7日、投開票される。地域の代表を選ぶ重要な選挙。有権者の審判に注目が集まる。投票は午前7時から午後8時。大勢判明は県議選が同日午後11時すぎ、同市議選は11時半すぎの見込み。候補者たちは選挙戦最終日の6日、医療・福祉政策の充実や子育て支援、地域経済の活性化などをテーマに、最後の訴えに声をからした。党の代表や上田清司知事も候補者の応援に入り、支持を呼び掛けた。
■県議選
県議選は2015年の前回より35人少ない129人が立候補。全52選挙区のうち無投票選挙区は過去最多の22選挙区(前回は9選挙区)に上り、計32人が無投票当選になった。残る30選挙区の計61議席を巡り、97人が争う。
党派別では、自民(推薦2人含む)38人、立憲民主8人、国民4人、公明8人、共産13人、希望1人、諸派(越谷市民ネットワーク)1人、無所属(自民の推薦除く)24人。
自民は、現職を中心に手堅く支持をまとめ、無投票当選の23人を含めて現有51議席を射程に入れた。
立憲民主は、無投票当選2人を含めて現有5議席からの議席増を目指す。国民民主は現有3議席の確保が第一の目標。公明は前回同様に9人全員当選に躍起だ。共産は3増の8議席獲得を目標に掲げる。希望は初の議席確保を狙う。
終盤戦は各党の代表らが相次いで県内入り。5日は国民民主の玉木雄一郎代表、6日には公明党の山口那津男代表と共産党の志位和夫委員長が候補者の支援に回った。上田清司知事も6日、激戦区の東1区(行田市)で自民県連幹事長と一騎打ちを展開する無所属新人の応援に駆け付けた。