<新型コロナ>またBBQ…埼玉762人感染、ワクチン接種した人も 高校や塾で拡大 自宅療養の女性死亡
埼玉県などは2日、新型コロナウイルスに感染していた2人の死亡と新たに762人の感染を確認したと発表した。月曜日の新規感染者数としては過去最多となった。感染者の内訳は、県発表が499人、さいたま市87人、川口市74人、川越市49人、越谷市53人。
さいたま市で1日発表分の陽性者1人について取り下げがあり、累計感染者は5万8603人(チャーター便帰国者含む)、死者は851人(2日午後7時現在)となった。
2日午後9時時点の重症者は56人、感染者の入院は949人、ホテル療養578人、自宅療養5344人。退院・療養終了は4万9千人。
県によると、自宅療養中の60代女性1人が死亡した。県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児~90代男女578人。県内障害者施設で職員や入所者5人が感染し、計6人となった。県内理美容施設では職員1人が感染し、計4人となった。接待を伴う飲食店の客や従業員は5人。バーベキューを含む会食での感染が疑われる人は23人で、20人以上で会食した人もいた。ワクチンを2回接種した14人も感染した。
県教育局によると、県立和光高校で生徒1人が感染し計5人、松山女子高校で生徒11人が感染し計14人となった。その他、県立学校2校で関係者2人が感染したという。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女87人。中等症は2人。60代女性は市立保育所の職員。クラスター(感染者集団)関連では市内学習塾で新たに生徒1人の感染が分かり、陽性者は計16人となった。
川口市によると、90代女性が1日に死亡した。新規感染は10歳未満の未就学男児から80代の男性まで74人。
川越市によると、10歳未満~90代の男女49人の感染を確認した。
越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満未就学児~80代の男女53人。