「ちょっと苦かった」市役所でお茶飲み比べ 茶道部の高校生が振る舞う 狭山茶の生産地、所沢、入間、狭山の3市と三重・鈴鹿、奈良・生駒が共同で来年の大阪万博に日本茶ブース出展
2024/07/29/09:35
2025年大阪・関西万博の「Resolution of LOCAL JAPAN展」開催まで26日で1年となり、所沢、狭山、入間市でプレイベントが行われた。3市と三重県鈴鹿市、奈良県生駒市は共同で「日本茶・茶文化」に関するブース出展を予定している。
所沢市役所(同市並木)では、「推しの茶~日本茶テイスティング~」と題し、お茶の飲み比べや5市のマスコットキャラクターと写真が撮れる拡張現実(AR)フォトブースの設置、生駒市特産品の茶道具「高山茶筅(ちゃせん)」の展示などを行った。
同市産狭山茶と鈴鹿市産かぶせ茶の水出し冷茶を飲み比べた60代女性は、「かぶせ茶はすっきり柔らかく、狭山茶は味が濃いけれど苦くはなくておいしい。あまり家では(狭山茶を)飲まないので、飲むようにしたい」。県立所沢北高校茶道部が振る舞った抹茶を味わった篠真白(ましろ)さん(6)は、「おいしかった。ちょっと苦かった」と話した。
LOCAL JAPAN展は自治体参加型の展示。万博会場内のEXPOメッセで来年7月26日~8月1日のうち4日間程の開催を予定している。