20代女性にわいせつ、男を4回目の逮捕 過去に女性を狙った事件7件「わいせつ行為していない」
2021/08/04/00:00
草加市の路上で女性を触ったなどとして八潮市に住む男が逮捕された事件で、県警捜査1課と草加署は3日、強制わいせつの疑いで、八潮市南後谷、無職の男(28)=同罪などで公判中=をさいたま地検越谷支部に追送検した。県警は昨年11月から今年3月までの間、草加市と八潮市で、いずれも20代女性を狙った強制わいせつ事件など計7件を確認。うち1件を追送検し、捜査を終結した。
追送検容疑は昨年11月1日午後7時13分ごろ、八潮市の路上で、歩いて帰宅途中の20代女性に後ろから近づき、体を触るなどした疑い。
同課によると、男は自転車で草加市内の鉄道駅周辺や付近の路上をうろつき、主に徒歩で帰宅途中の女性を狙って、人けのない場所で犯行に及んでいた。
付近の防犯カメラなどから、男の関与が浮上。県警は3月29日、強制わいせつ容疑などで、男を逮捕し、余罪を調べていた。これまでに3回、再逮捕している。
男は当初は容疑を認めていたものの、途中から否認に転じ、追送検容疑については「女性に声を掛けたが、わいせつな行為はしていない」と供述しているという。