県外転出者が投票…投票できないとモニターに警告表示も係員見逃す 大宮区選管 正しい記載なら有効票
2019/04/08/00:00
さいたま市大宮区選挙管理委員会は7日、県議選の投票で、本来は投票できない選挙人1人に誤って投票用紙を交付し、投票を受け付けていたと発表した。
市大宮区選管によると、7日午前9時50分ごろ、大宮東小学校の投票所に、県外に転出して、県議選、市議選ともに投票できない選挙人が来所。受け付けを行う際、係員が確認するモニターに投票できない旨の警告文が表示されていたが、見逃して投票用紙を交付した。市議選の投票用紙を交付する前に、表示に気付いた係員が職員に連絡。県議選の投票は既に行われていた。
県議選の投票は候補者名が正しく記載されていれば有効票になるという。
同選管は「投票事務従事者に対し、指導と注意喚起を行い、適正な投票事務の徹底を図る」としている。