埼玉新聞

 

竹飾り限定、埼玉・小川で七夕まつり 花火大会などイベントなく静かに 例年は2日間で15万人訪れる

  • 店舗の軒下に飾られた竹飾りとくす玉=6日、小川町大塚

 小川町で「七夕まつり」が行われている。コロナ禍で、七夕飾りに限定、家でもインスタグラムなどで視聴できるという。9日まで。

 同町の「七夕まつり」は、毎年7月下旬に開催され、2日間で約15万人が訪れる町最大の事業。昨年はコロナ禍で、中止を余儀なくされたが、今年は恒例の花火大会、出店もなく、屋台引き回しなど多彩なイベント、交通規制は行わず、開催を8月に変更(5~9日)、竹飾り限定の新たな形で実施している。

 これまでは、小川町駅前や市街地を中心に竹飾りコンクールを行っていたが、今回は町内全域に広げた。

 137の個人・団体が参加、思い思いに制作した竹飾りや、くす玉を中心に家や店舗、公共施設などの軒先に飾られている。町内全域に分散展示されているため「七夕まつりやっていたんですね。静かですね」と話す人も。

 同実行委員会によると、参加者によるインスタグラムなどを活用した「フォトコンテスト」も実施しており、どこでも七夕飾りは視聴できるという。

ツイート シェア シェア