埼玉新聞

 

<新型コロナ>地域の人たちや医療介護従事者に笑顔を 埼玉・小川、医師団が花火打ち上げ 支援へのお礼も

  • 夜空を彩る花火=8日午後8時過ぎ、小川町小川

 地域や医療従事者に笑顔と七夕まつりの文化継承を―。8日夜、小川町の仙元山の中腹にある見晴らしの丘公園付近で花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩った。

 実施は比企西部医師団(瀬川豊団長)。「(コロナ禍の中で)地域の人たちや医療・介護従事者に笑顔を、そして多くの支援や協力へのお礼をしたい」と実施した。

 現在もデルタ株の流行など感染対策に終わりが見えない。そこで今年は、小川町七夕まつりの期間中(5~9日、竹飾り限定でイベントはなし)に合わせ、同様の趣旨に「七夕の文化継承と夏の思い出になれば」(医療法人娯生会みやざきクリニック・宮崎香理医師)を加え、企画した。

 花火は午後8時から約50本打ち上げられた。密の状態を避けるため事前告知は行わなかった。花火を見た町民は「(コロナ下で)粋な計らいですね」と話していた。

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