埼玉新聞

 

ヤオコー純利益3%減、4~6月期 前年はコロナで客の買いだめ大きく 商品指示あり前々年比は6割上回る

  • ヤオコー4~6月期の純利益3%減

 ヤオコー(川越市)が10日発表した2021年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比3・7%減の54億2200万円だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い盛り上がった食品の買いだめ需要で大きく伸びた前年同期の反動減となった。ただし、引き続き商品力が支持された点などを背景に、外出自粛で広がった内食・中食需要を取り込み、19年4~6月期比では6割上回った。

 売上高に当たる営業収益は前年同期比1・2%増の1315億2300万円。既存店売上高が巣ごもり消費の一服感で2・2%減だったことから、伸び悩んだ。22年3月期の連結業績予想は据え置いた。

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