びっくり…川越の軍需工場で造られた地雷、手榴弾は「陶製」 戦後76年 物資不足、弱い殺傷力に当時動揺
2021/08/12/00:00
物資が不足していた戦時下、金属に代わり陶器に火薬を詰めた「陶製手榴弾(しゅりゅうだん)」が、川越市内の軍需工場で造られていた。元勤務員を取材した記録映像「陶製手榴弾」を2006年に制作している川越南ビデオクラブの鈴木松雄代表(80)=同市宮元町=は「(映像中)みんな、平和が一番だと語っていた。この証言録から戦争はするものでないと改めて感じる」と話す。