埼玉新聞

 

原発被災地、またさい銭盗難 福島・浪江の神社

  •  福島県警察本部

     福島県警察本部

  •  福島県警察本部

 東京電力福島第1原発事故による避難指示が2017年3月に解除された福島県浪江町請戸地区の☆野(くさの)神社から、さい銭が盗まれたことが3日、神社への取材で分かった。隣接する双葉町の神社でも7月にさい銭箱が盗まれており、県警は窃盗事件として捜査し関連の有無も調べる。

 宮司の男性によると、さい銭箱は社殿の中にあり、参拝者は小窓からお金を投げ入れる。7月30日、社殿の扉にこじ開けられたような跡が見つかり、さい銭箱を調べると空になっていた。被害額は数千円とみられ、男性が8月1日、県警に被害届を出した。

 神社は東日本大震災による津波で流されて2月に再建されたばかり。

 ☆は草カンムリに召

ツイート シェア シェア