いつの間にか妻のカード消える…なぜ だまされたことに気付いた夫が通報 すでに83万円被害/埼玉県警
2021/08/13/00:00
上尾署は11日、上尾市の無職女性(82)がキャッシュカード2枚をだまし取られたと発表した。
同署によると、7月26日午後3時50分ごろから数回、女性方に百貨店店員を名乗る女や全国銀行協会職員を名乗る男から「あなたのカードを持った女性が買い物に来たので、不審に思って電話しました」「古いカードだと読まれる可能性があるから作り替えた方がいいですよ」「そちらに全国銀行協会の職員が向かいますので、その者にカードを渡してください」などと電話があった。
同日午後5時ごろ、全国銀行協会職員を名乗る男が女性方を訪れ、キャッシュカードを封筒に入れて女性に印鑑を取りに行くよう話し、女性が離れた隙に別の封筒とすり替えてカード2枚を盗んだ。口座からは現金83万円が引き出されていた。女性は夫に相談して被害が分かり、同署へ通報した。
キャッシュカードを盗んだ男は30代くらい、身長170センチほどの細身、黒色スーツを着ていたという。