埼玉新聞

 

巨大な釜かき混ぜ「重かった」 4月にオープンの所沢の学校給食センターで公開イベント 夏休みの子どもら千人来場 マイナス20度の冷蔵庫に入り「南極みたい」

  • 釜のかき混ぜ体験をする来場者ら=所沢市中富の第2給食センター

    釜のかき混ぜ体験をする来場者ら=所沢市中富の第2給食センター

  • 釜のかき混ぜ体験をする来場者ら=所沢市中富の第2給食センター

 今年4月にオープンした所沢市中富の市立第2学校給食センター「トコろんキッチン」で7月23日、学校給食サマーフェスタが開催された。市内外の子どもや保護者千人が来場し、普段は入れない調理場を見学しながら学校給食について学んだ。

 サマーフェスタは学校給食への関心や理解を深めてもらおうと、毎年夏休み期間に開催。給食を作るスライサーやオーブンなどの機械の見学、調理器具の展示、調理員の白衣の試着などが行われた。

 冷凍の食品を保管するマイナス20度の冷蔵庫に入った市内の小学3年生向山歩来(りく)さんは「南極みたいだった。電車で来たから、暑いのが和らいだ」と笑顔。千人分のスープが入る釜のかき混ぜ体験をした東京都西東京市の小学2年生丸山絢心(あこ)さんは「思ったより重かった」と話した。

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