原爆の記憶、学生が描く 被爆者「死の恐怖伝えて」
2024/08/04/18:35
広島と長崎で被爆し福岡市に住む3人の凄絶な体験を、大学生3人が聞き取って絵画にした。迫り来るきのこ雲、少女の瞳に映る黒焦げの遺体、無数のガラス片が突き刺さったまま立ち尽くす母―。「あの日」の記憶を再現した3枚の絵が4日、同市で展示された。被爆者は「死の恐怖が伝われば」と思いを込める。