清楚な花、池一面に 埼玉・加須の道の駅、ホテイアオイが見頃 生育は今年も順調、午前中の見学がお勧め
2021/08/15/00:00
加須市佐波の道の駅「童謡のふる里おおとね」に隣接した約1ヘクタールの休耕田の池に、水草ホテイアオイが薄紫色の清楚な花を咲かせている。訪れる人が思わず見入っている。
「ウオーターヒヤシンス」とも呼ばれている涼を誘うホテイアオイの花。道の駅を運営する米米倶楽部(島田和男社長)が休耕田の有効活用を目的に1998年からホテイアオイ花園管理組合と連携して育てている。
同組合の組合長、植竹明男さん(66)は「暑さで今年は6月中旬に池一面にホテイアオイの花が咲いた。そして、8月に入って、また池一面に花が咲いた。いま見頃になっている」と話した。
生育は今年も順調。毎年6月上・中旬から10月頃まで年に4~5回の開花のピークを繰り返す。夏場の花は、朝咲いて夕方にはしぼむ。感染対策に配慮しながら、午前中の見学がお勧めだという。
問い合わせは、米米倶楽部(電話0480・72・2111)へ。